第10位 京王バス株式会社


日産ディーゼルKC−RM211GSNと思われる。
練馬22か7245/社番851


夏紗子:はい、というわけで第10位は「京王バス株式会社」です。こちらは紅薔薇のつぼみの福沢祐巳さんにお伺いしようと思います。ごきげんよう、祐巳さん。

祐巳:ごきげんよう。

夏紗子:それでですね、京王バスは祐巳さんがM駅〜御自宅まで利用なさっているバス会社、ということでよろしいんですよね?

祐巳:はい。家からM駅南口までこのバスに乗って、北口からは関東バスでリリアンまで通学しているんです。

夏紗子:ちなみにこの京王バスは「京王電鉄」の子会社です。参考までに京王電鉄のバスの写真も掲載しておきますね。


註釈


なぜ、祐巳がM駅〜自宅までこの京王バスを利用してると推測できるのか?
それは「黄薔薇革命」のp164を見れば分かります。
M駅(三鷹駅)で祥子さまと別れた祐巳が南口バスターミナル(以下B/T)から由乃さんが入院している病院(杏林大学病院)まで行くバスに乗るシーンです。

本文では「由乃さんの病院にはさらに南口のB/Tから出ているバスで十五分ほどかかる。駅の階段を降りると、通学に使っているお馴染みのバスが目に入って、危うく乗ってしまいそうになった。(いけない、いけない)これに乗ると、まっすぐお家に帰ってしまう。乗り場とバスのおでこに書いてある行き先を確認して乗ったバスは…(以下略)」とあります。

「いつも使っているバスに乗るとまっすぐお家に帰る」という文面から、「いつものバスに乗ると否応なく福沢家の方角へと強制的に連れて行かれる」と読み取れ、つまりそれは「祐巳が普段M駅南口B/Tから利用しているバス会社は、M駅南口には1路線しか乗り入れていない」と推測できます。
ちなみにこの推測は、祐巳がバスの種類を「バス会社」で判別しているという前提での話です。普通の利用者ならバスの種類判別はそうしているでしょう。祐巳が重度のバス好き・バスマニアで「車種形式」や「登録番号/社番」等でバスの種類を細かく固体識別していたならば話は別ですが(笑)

そして、M駅のモデルとされている三鷹駅南口のB/Tから出ているバス路線はほとんどが小田急バスのもの。京王バスの路線は、このページの画像の車輌(練馬22か7245)の「おでこに書いてある行き先(行先方向幕のこと)」の通り、鷹64系統の久我山駅行のたった1路線のみ。
よって、祐巳がM駅〜自宅まで利用しているのは京王バス、と考えるのが妥当です。


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