バカ若様・・・ブレドルフ王子 桑野(?)・・・エンデルク 田代(?)・・・ダグラス |
エン:おいダグラス、ブレドルフ殿下を見掛けなかったか? ダグ:いえ、見かけてませんが・・。まさか? エン:そのまさかだ。あのバカ若、また城下に出て行ったようだ。 ダグ:バカ若・・・って、それにしても殿下の城下好きにも困ったものですね。 何かあったらどうされるおつもりなんだか・・・。 エン:そんなことも考えられないからバカ若なんだろうが。 ダグ:いくら本人がいないからといってそんなにバカバカ言わんでも・・・。 エン:とにかく城下を探してきてくれんか? ダグ:了解しました。 エン:そうだダグラス、これを持って行け。場合によっては使っても構わん。 ダグ:・・・?これは、「生きてるナワ」・・・?分かりました(汗)。 (翌日:玉座にて) ブレ:おい、たぁ〜しろぉ! ダグ:私は田代ではありません、ダグラスです。 ブレ:そんなことはどうでもいいんだ。今日呼んだのは他でもない。 ダグ:(良くねぇよ)どうかなされましたか? ブレ:実は年末恒例の武術大会に僕も出てみようかと思うんだが・・・。 エン・ダグ:は!? ブレ:なんか楽しそうじゃないか、僕も出させてよ。 ダグ:(エンデルクに耳打ち)どうします、隊長? エン:(ダグラスに小声で)うーん、ここはこのバカ若にお灸のひとつも据えてやるか。 ブレ:? エン:分かりました。何とかしますが、くれぐれも無理はなさらぬように。 ブレ:分かってるって。そこで二人に頼みがあるんだ。 何か格好いいリングネームを考えてくれないかな? ダグ:は? エン:分かりました。考えておきましょう。 ブレ:頼んだよ。 武術大会当日 ブレ:そうだエンデルク、僕のリングネーム考えてくれた? エン:勿論です。今回は異国の格闘技“相撲”風のリングネームにしてみました。 試合開始時にアナウンスされますのでそれまで楽しみにしておいてください。 ブレ:本当?楽しみだなぁ。 ダグ:(小声で)隊長、大丈夫なんですか? エン:もう放っとけ。 試合開始 司会:皆様、大変お待たせいたしまいた。本日最後の試合にはなんと、 あの方が登場されます!呼んでみましょう! 場内アナウンス:東方、馬鹿乃若。
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