大相撲コラムマニアックス☆第三回
現役力士のニックネーム
2004・06・02
力士には四股名があります。
ですが、人気のある力士となると、四股名とは別にニックネームが定着する場合があります。
マスコミがつけたもの、力士仲間がつけたもの、発祥は色々ありますが皆個性的なニックネームです。
ニックネームで呼ぶようになると、それまでより愛着が沸くこと請け合いです。
そこで今回は、メジャーなものから一部のファンの間でしか通用しないマイナーなものまで、
人気力士のニックネームを色々紹介してみようと思います。
【ロボコップ】
言わずと知れた高見盛のニックネーム。
名付け親は実は師匠の東関親方(元関脇・高見山)。
動きがぎこちなくロボットっぽいから、という理由でこのあだ名をつけてしまう辺りさすがハワイ出身東関親方。
ちなみに高見盛には【カトちゃん】【タカミン】【サカリ】【セーケン】などのニックネームもある。
【ドルジ】
横綱朝青龍のニックネーム。
本名のドルゴルスレン・ダグワドルジから。
【ダシ】
朝赤龍のニックネーム。
本名のバダルチ・ダシニャムから。
他に四股名の下の名前【太郎】で呼ばれることも。
【テンホー】
旭天鵬のニックネーム。
四股名から。マージャンの役「天和(テンホー)」とは関係ないらしい。
【技のデパート・モンゴル支店】
旭鷲山のニックネーム。【技のデパート】はもともと舞の海秀平氏(元小結・舞の海)のニックネーム。
しかし最近の旭鷲山の相撲はワンパターンなのでこの名で呼ばれることも少なくなった。
他に四股名から【シュウ】も。
【茨交(いばこう)の御曹司】
雅山のニックネーム。
彼は茨城交通グループの会長の息子なので、一部の大相撲ファンの間では稀にこの名で呼ばれることがある。
【八艘仮面】
追風海のニックネーム。
ベースボールマガジン社「相撲」2004年6月号の「やくみつるの第二代おチャンコくらぶ」でやく氏が命名した。
理由はもちろん八艘飛びを連発するから。
ちなみに私は今年初場所国技館に観戦しに行った際、追風海の取組の時間一杯の立ち合いの丁度その時、思い切り目の前をおばさんに横切られ、再び土俵に眼をやった時には既に取組が終わっていた、という経験をしたことがある(つまり八艘飛びで一瞬で勝負が決まってしまったから)。
【モミアゲリオン】
闘牙のニックネーム。「もみあげ」+「エヴァンゲリオン」という謎の組み合わせ。
闘牙=高見盛戦は「モミアゲリオンvsロボコップ」などと言われたりする。
闘牙には他に【モミアゲ】【モミー】などといったあだ名も。
また、隆の鶴と区別する為、闘牙を【本所(高砂部屋の住所)のモミー】、隆の鶴を【松戸(鳴戸部屋の住所)のモミー】と呼ぶ場合もある。
【アミー】
安美錦のニックネーム。
彼は普段から闘牙と仲が良いので、二人合わせて【アミー&モミー】と呼ばれることも。
【シャグ】
春日錦のニックネーム。
若干あごがしゃくれてるので昔からこう呼ばれているらしい。
【なだっち】
栃乃洋のニックネーム。
一部の女性ファンからこう呼ばれている模様。
【とさっち】
土佐ノ海のニックネーム。
一部の女性ファンからこう呼ばれている模様。
【とっちー】
栃乃花のニックネーム。
一部の女性ファンからこう呼ばれている模様。
ちなみに春日野部屋や鳴戸部屋の力士は、他の部屋の力士に比べ女性ファンが多い。
【両国のタマちゃん】
玉春日、玉乃島、玉力道など、丁度タマちゃんブームの時に調子の良かった片男波部屋の力士が誰問わずこう呼ばれた。
【ドラえもん(二代目)】
皇司のニックネーム。
顔が丸くてドラえもんっぽいから。
ちなみに初代は隆三杉(現・常盤山親方)。
【幕下の貴ノ浪】
貴乃花部屋の夏堀のニックネーム。
相手を自分の懐に引っ張りこんで抱え込む、貴ノ浪(現・音羽山親方)のような相撲を取ることからついた。
ちなみに夏堀の中学時代の担任の先生は、私なぜカドの小学校高学年時代の担任でもある(マジ話)。
【ロシアの怪童】
北の湖部屋の大露羅(おおろら)のニックネーム。
体重が現役力士最重量の240kg。
見た目は確かに怪童だが、その体重が邪魔しているのかいまいち番付は伸び悩み気味。
とまあ、一通り並べてみました。
もしこの他にもユーモア溢れるニックネームがあればお教えくだされば幸いです。
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