第四回・「相撲界・今のままで委員会?(後編)」


えー今回は現在の相撲界における一般的な問題を鑑みて書いておりますので本場所の取組内容等に関しては触れませんので

ご了承下さい。

(3)チケット料金の見直しを!

「大相撲のチケットって高いんでしょ?」

私が大相撲観戦の話をすると大抵の知人からこういう答えが返ってくる。実際高いのである。

参考までに以下に現在の大相撲本場所(国技館の場合)のチケット料金を記載する。

1階升席A 45200円(4名分・人数や予約の有無により値段が上下する場合有)
1階升席B 41200円(4名分・人数や予約の有無により値段が上下する場合有)
1階升席C 36800円(4名分・人数や予約の有無により値段が上下する場合有)
1階椅子席A 8200円(1名分)
2階椅子席B 4900円(1名分)
2階椅子席C 3600円(1名分)
2階自由席(最後列) 2100円(1名分・3歳〜15歳は200円)

※尚学校団体などは割引制度もあり。

うーん高い。高いねぇ。

特に納得いかないのが椅子席Cと自由席に1500円もの開きがあることである。

なぜなら自由席は2回の最後列であり、椅子C席はその前2列のことであるからだ。

たった数十センチ座席の位置が違うだけで1500円も違うと言うのは頂けないし、

また椅子C席はチケット購入時に座席番号が決定されるが、自由席の場合は、最後列であれば基本的にどこであろうと構わない。

そう、2100円で好きな方角から観戦できるのと、3600円で座席を指定されてしまう。どちらが良いかと聞かれれば、

普通前者のほうが良いに決まっているだろう。1列2列しか違わないのだから。

また最後列自由席の場合、後は壁の為、写真を取りたい時等に立ち上がっても迷惑にならない。

これではどう考えてもC席より自由席のほうが魅力的といえよう。

また1階升席の最後列と2階自由席の最後列も、角度・状況によっては1階升席のほうが損した気分になりかねない。

相撲協会ももう少し考えた料金設定をしたほうが良い。

まあただこういうライブの場というのは座席料だけでなく練れた場内の雰囲気・ムードにお金を払っているのだから、

あまりケチケチしたことは言わないほうが良いと言う事は重々承知してはいるのだが…。

(4)休場者を減らせ!

今更取り上げるのは遅いような気もしないでもないが、やはりこれは重要である。

休場者多発の最たる原因は力士の平均体重の増加・生活習慣の変化によるところである。

こればかりは本人の気持ち次第なのであまりやいのやいの言っても仕方ないのであるが…。

やはり土俵を大きくしたほうが良いのかしら?

しかしそれだと、広い土俵を動き回るのがイヤで小手先の相撲や変化に頼る力士が増加しかねない。

また、各部屋の稽古土俵も大きくしなければならない。

これは、現在多くの相撲部屋が地価が高くクソ狭い東京都内にある以上容易な話ではない。

やはり、朝青龍に朝赤龍、海鵬に安美錦といった小兵に頑張ってもらい、皆に体重を絞るよう見せ付けなければならないか?

(5)お客を入れるには?

最近の相撲場には本当にお客があまり来ない。

土日でも満員御礼ギリギリセーフで相撲協会が満員御礼の基準を下げたくらいである。

やはり巡業・公演で各地を巡り人気を得るしかない。

しかし大相撲自体の人気が下がっている今、巡業にお客を呼ぶのも一筋縄ではいかない。

さてどうしたものか?

お客が来ないのなら、人が沢山いるところで巡業をやればいいのである。

極端な話、ディズニーランドやサンリオピューロランドとか、テーマパークもありかもしれない。

最も伝統・品格・様式美を重んじる大相撲がそんなところで興行を行なうのはまあ無理だろうが。後援会や横審が黙っていないだろう。

あとは大学の文化祭とか相撲部が盛んな高校・中学とかでやるとか…?難しいなぁ。

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