アニみて・第1シリーズをみてるなぜカドの感想
(最終話まで掲載)


第一話 「波乱の姉妹宣言」


実を申しますと、アニメ版マリみては最初見るのが怖かったんです。「出来が悪いんじゃないか」「イメージが崩れるんじゃないか」「変に萌えを意識したようなつくりになっていたらどうしよう」などなど…人気作品ほどアニメ版がコケた時のショックと世論の風当たりは厳しくなるものです。

ですが、いざ観てみると実に良い出来でした。絵も声も雰囲気にぴったりですし、必要以上の激しい描写や動きがないのが好感が持てます。声の点では特に蔦子さんや志摩子さんは個人的にかなりツボです。これならばある程度安心して観ることが出来るでしょう。
また、あえて歌詞のないOP/EDはとても優雅でいいですね。それにしてもOPの静止画で瞳子や乃梨子のようなキャラがいるのは気のせいでしょうか…?2クールやるのかな?

ただ、100%完璧な出来ではありません。幾つか気になる点もあります。
@祥子さまはもうちょっとヒステリーを起こしても良かったんじゃないか。
A聖さまが「百面相」と言うほど祐巳の表情は大げさに変化してはいなかった。一度滝涙が出たときは笑いましたが。
B声優さんの文の切り方が少し不自然。「渡る世間」並みに長いセリフが多いので大変でしょうが精進してください。
C次回予告で祐巳が祥子さまのことを「お姉さま」と呼んでしまっている。この時点でそれはまずいのでは。

とまあ気になったのはこんなところです。
ただ、まだ第1話なのでアニメ作品としての評価を下すのはまだ早計です。焦らずに毎週落ち着いて、優雅に紅茶でも飲みながら見ることにしましょう。


第二話 「胸騒ぎの連弾」


「連弾」って、ピアノなどの一つの鍵盤楽器を二人同時に弾くことなんですね。私はてっきり、「胸騒ぎが連続で弾丸のように襲ってくる」という意味で言っているのかと思いました(無知)。

まずショックだったこと。祐麒の声。うーん、めっちゃ腐女子好きする声の方ですねー。せっかく山百合会の面々がナチュラルで違和感のないキャスティングなのに、祐麒は狙い過ぎな感じがして少しがっかり。
あと、朝食時になぜか福沢家の両親がいない。夫婦が外に共働きでいないならそれで話は分かりますが、福沢家は自宅で設計事務所を営んでいるわけですから、出勤時間に追われることもなく割と朝はゆっくりしているはず。それに両親がいない中、テーブルの半分側にだけ朝食が並び、そこで祐巳と祐麒が差し向かいで朝食をとっている構図というのはあまりに不自然ではないでしょうか?

さて、祐巳が登校してから。いやー、それにしても女子校で自分が噂話の渦中に落ちた時って、ああも人が集まってじろじろ見られたりひそひそ言われたりするもんなんですか?私には女子高生の経験はないので現実は測りかねますが実際あんな光景に出くわしたら相当怖いですよ、あれ…。もし私があんな目に遭ったらマスコミに付き纏われた時の横綱双羽黒(現:立浪部屋顧問・北尾光司氏)ばりに「お前らいつまで付き纏ったら気が済むんだ!」って怒鳴っちゃうかもしれません(笑)。そう思ってしまう時点で私はリリアンには入れませんね(ぉぃ)

志摩子さんのセリフがいっぱい。ばんざーい\(^0^)/
いやーいいですね志摩子さん。それに尽きます(爆)。
特に銀杏の話になって嬉しそうに微笑む志摩子さんがたまりません(爆撃)

あと、祐巳が令さまとダンスを踊り始めたあたりの動きが新弟子同士の下手な差し手争いみたいで面白い(笑)。

あと、最後に祐巳が下足箱のところで泣き崩れるシーン。
興味本位で根掘り葉掘り聞いてきた生徒が祐巳が泣き始めた途端「どうしましょう、そんなつもりじゃ」と態度が豹変。
…お前らなあ、お嬢様の割に随分デリカシーねーんじゃねーの?
まあそう思ったってことはそれだけ感情移入できるアニメに仕上がっているってことであり、やはりスタッフやキャストを讃えなければならないでしょう。
何だかんだ言って次回も楽しみ。


第三話 「月とロザリオ」


この第三話、各所でかなりのブーイングが飛んでいるようです。

やはり、後半(Bパート)の展開があまりに端折りすぎだ、という意見が大半です。
実際、原作を読み込んでいる人間からすると確かに今回の後半部分は「マリみてダイジェスト」といっても良い位展開が速すぎる感があります。
しかもダイジェストはダイジェストでも放送時間が短縮され超駆け足放送となった晩年の「大相撲ダイジェスト」並みの速さです(笑)。

と言ってもそれが必ずしも悪いと言うわけではないと私は思いますよ。最近の「ガンダムSE○D」や「Ave○ger」のように必要以上の長回しで間延びするより、あの位のハイテンポで行ったほうがアニメから入った方にはいいかも知れません。ただ、このアニみて自体がほとんど原作ファン向け・一見さんお断り風に作られているので何ともはや…。

でも前半はかなり良い出来だと思います。
前回まで完全にハイソな貴婦人然としていた蓉子さまや江利子さまがいい感じに砕けてきた辺り(画面外からぬっと顔を出したりとか)がとても良いです。
ところで柏木さん、あんな渋い声の高校生いませんって(笑)。でもちょっと下劣な感じが出てていい感じでした。

そうそう、一番びっくりしたのは文化祭当日のシンデレラ本番の描写がまったくなかったこと。尺の都合上仕方なかったのでしょう。でも「文化祭終了後」などと下世話なテロップを流さなかったのでまあ好感が持てます。

次回からは「黄薔薇革命」編だ!
そういや私はあらかじめ「ザ・テレビジョン」を見ていたおかげで、無印編は3週で早々にけりをつけて、第四話からもう黄薔薇編に突入することを知っており、無印編はかなりの駆け足の展開になる事を覚悟していたので今回の端折りはまあそれほどショックではありませんでしたが…。

最後に。
あれじゃ山百合会は文化祭準備期間中、シンデレラの稽古ばかりしていて他のことをしてないみたいに見えるんですが…まるで演劇部(笑)。


第四話 「黄薔薇革命」


前回が超高速で展開した分、今回は大分スローモーに見えます。といっても実際にはこの位の展開速度が普通なんでしょうが…。さておきどうやら「黄薔薇革命編」は2回で終らせるようですね。
もういくつ寝ると、ロサ・カニーナ〜♪山百合会の選挙に立候補して〜新聞部煽って遊びましょ〜♪(こらっ)

のっけから聖さまのセクハラ炸裂です(祐巳の胸元に手を突っ込んでロザリオを引っ張り出すシーン)。思わず『出た出た!待ってました、ロサ・ギガンティア!』って声に出そしそうになりました(笑)。
何というか、
『マリみてにおける聖さまのセクハラと掛けて、昨今の大相撲における高見盛の気合注入』と解く。
その心は
『これがないと始まらない』

ってな感じです(ぉぃ)。

何か飴玉がパッと見、飴玉のように見えませんでしたね。私は飴玉というとどうしても包み紙の両端がねじってあるタイプのほうが馴染みがあるもんで…。やっぱり祥子さま位のお嬢様になるとそんな安っぽい飴玉ではなくああいう密封されたタイプの、しかも庶民には手の届かないような高価なものしか持ってないんでしょうかね?
…あ、あの飴ってそういや原作ではのど飴でしたね。のど飴は普通、密封型か…。両端ねじりタイプののど飴はちょっと私も見たことないや。失礼失礼。
まあ、あそこで祥子さまが持ってたのが実は『春日井の黒飴』で、食べた祐巳が「黒飴なめなめ、黒飴なめなめ…」という歌と共に『黒飴マン(特別出演:力也)』に変身、という展開がもしあったらそれはそれで面白いかと(でもアニメとしてそれは完璧に破綻だろ)

『リリアンかわら版』、まるきし見出しがスポーツ新聞じゃないですか(笑)。何かあの派手な色の縁有りゴシック体が「カツノリが云々」「朝青龍全勝優勝云々」みたいな文面が似合う感じで妙にオヤジっぽい。

令さまと由乃さんがアンケート用紙に記入する場面がありませんでしたね。まあ端折っても問題ない範囲ではありますが…。
由乃さん、あんなか細い声だったんだ…。まあ次週以降からはあの素晴らしい口撃が聴けるんでしょうが…。また、原作と最もキャラデザが違っているのが由乃さんでしょう。目付きや髪型が何か猫っぽさを少し強調させているような…。私はこのアレンジに関しては結構好意的に受け取っていますけど。

BGM、良いですね。桂さんが「黄薔薇のつぼみ姉妹・破局」の話を切り出した辺りの重厚・悲壮な雰囲気漂うクラシカルなBGMはかなり気に入りました。

「ああ、なんだか死にそ」と言ってうずくまる令さま。それを見た瞬間、原作既読者である私は思わず「あ、死んだ」と呟いてしまった…(こら)。

江利子さまが何か少し棒読みチックのような…。無気力感・脱力感を演じるのはやはり難しいですねぇ。

『かわら板』号外も良い出来ですね。ていうか学校の新聞部にあるようなパソ・プリンタ程度であそこまでリアルなタブロイド紙を作れる新聞部一同に脱帽(笑)。

最後に祥子さま、次回予告トばしすぎです。今後どこまで壊れるのか見てみたい気もしますが…。

…『山百合壊』、なんつって(爆)。


第五話 「戦う乙女たち」


かなりいい感じです。
祐巳の表情の崩れ具合が強化され、また聖さまのセクハラもエスカレート、祥子さまも少しづつですが砕けてきたのでアニメならではの、アニメだからこそできる臨場感が出てきました。助走を終えてそろそろアニメ作品としての本調子が出てきた、文句なしに「面白いアニメ」になってきた、とも言えるでしょう。

しかし、江利子さまの入院中の描写がありませんでしたね。まあ尺の都合上仕方ないのでしょうが少し残念。でも江利子さまの世間ズレ加減が徐々にその片鱗を表しつつあります。隠れ江利子さま信奉者の一人としては楽しみ(でも一番好きなのは志摩子さんだけどな。←聞いてねえよ)。
あと、体育館の垂れ幕を下から上へ映していくところで、最後に「野」という漢字の下三分の一くらいの部分が見えましたね。あれはやはり「武蔵野」の「野」ですよね?
体育館といえば試合中の背景(壁とか客席とか)が若干雑に描かれていたような…。あと「剣道の二段と三段どっちが強い?」の下りで「相撲の番付じゃ数字の少ないほうが強い…」という原作中にはあった祐巳の言い訳(?)がアニメではなかった…。あれでは祐巳が本当にただの物知らずに見えちゃう…。

祐巳が意を決して「お姉さま」と呼び祥子さまが「はい」と振り返るシーンや、由乃さんが「妹にして下さい」というシーンなど、重要なツボはきちんと丁寧に描写されています。これは原作ファンとしてはかなり嬉しいですし、アニメから入った人にも印象付けられる名シーンとなるでしょう。
ところで「池波正太郎」とか「剣客商売」とか、実名出して良いんですか?(笑)

さて、今回の最重要事項です。
とうとう出ました!関東バス!(ぉぃ)
アニメ化前、「やはりマリみてをアニメ化するなら関東バスか小田急バスは出さないとウソだろ?」などと戯言を言っていた私でしたが、ホントに出ました(笑)!

というか、バスよりもまず、バス停のポールが映った時点で私はひっくり返ってしまいました。あの茶色い外枠といい、停留所名の部分に黄色い板を使っているところといい、まるっきり関東バスのバス停じゃないですか!(ここの親コンテンツ・「甘味処・梨々庵」の画像を参照)

で、実際にやってきたバスについて。やはりディテールは結構いい加減ですが、バスに詳しい人間ならば、見てすぐにおおまかな車種が判別できるくらいはリアルに描かれています。

今回祐巳と祥子さまが乗ったバスは恐らく、関東バス武蔵野営業所所属の『日産ディーゼル・KC−JP250NTN改』でしょう。この車種は当営業所に『多摩22か4876/B1003』『多摩22か4877/B1004』の二台が在籍しています。
完全に真横からという、バス好きにはかなり残念なアングルで登場したこの車(笑)。まず正面方向幕が前に出張っていない、バンパーもあまり出ていないという部分から富士重工ボデーというのは確実です。さらに窓の大きさ・枠の色からしてノンステップかワンステップだと推測できます。この時点で残念ながら関東バスの代名詞『3扉車』ではないことが分かります。さらに屋根上の冷房ユニットが車体の後半分側に付いている、という部分でこの車は前述の『日産ディーゼル・KC−JP250NTN改』であると推測できます。そして、武蔵野営業所にはこの形式の車輌は前述の2台しか在籍していないので、一応この結論を出すことが出来ます。

しかしまあ、ルーバーがない、非常口の幅が変に狭い、何より窓ガラスの横幅が均一でない、また、ボデーカラーの青帯の太さ/本数・赤い部分の角度や面積がちょっと違う、屋根下の部分に「KANTO BUS CO;LTD」の表記がない…などと色々細かい突っ込み処はありますが、バスが主役じゃないんですからこの辺でやめときましょう(笑)。


ところでこの推測には致命的な欠陥がありまして。この武蔵野所属の『多摩22か4876/B1003』『多摩22か4877/B1004』って、リリアンのモデルとなっているとされる「武蔵野女子学院」の前を通る路線(鷹30・鷹33)には実際は運用されていないようです。…これに関しては、他車輌の車検や修理・或いは交番、担当運転士の勤務時間やローテーションの調整などの関係でこの日はたまたまこの車が運用されていた…と考えることで妥協しましょう。そのくらいの車輌のやりくりは日本のバス会社ではごくごく普通にあることですから。


そうそう、実際路線バスがあんな普通車のような感覚で停車したら中の乗客ひっくり返りますよ(笑)。


はい、第五話で祐巳と祥子さまが乗ったバスはこの車、関東バス武蔵野営業所所属の『多摩22か4877/B1004』か、
もう一台の『多摩22か4876/B1003』です。
一応言っときますがこの車輌に関して関東バス株式会社に運用の問い合わせ等は絶対しないで下さい。

最後に。
次回予告で危うく祐巳が鍋の具にされるところだった(笑)。
しかし祥子さま、「ぐつぐつ煮込んでよ」って何ですか。「ぐつぐつ煮込む」という動詞と「〜してよ」というお嬢様言葉をくっつけたのはある意味日本語の革命?

2004.2.21追記:この回に登場したバスですが、どうも窓や非常口の幅に注目すると、三菱ふそうエアロミディ10.5m車のほうが近いようですね。ですが武蔵野営業所には残念ながらエアロミディは在籍してないので、私はやはり、上記の日産ディーゼル車のほうだと解釈する見解を再度出しておきます。


第六話 「ロサ・カニーナ」


よく出来てます。ほぼ完璧にまとまっています。ただ、ちょっとまとまり過ぎてるかなー、というのは贅沢でしょうか。
せっかくアニメなんだし、もうちょっと派手な演出や脱線があっても良かったんじゃないかな…と私は個人的に思うのですが。
やっぱりアニメだとコメディとシリアスの緩急をつけるのはなかなか難しいのかも知れませんね。

あと、作画がちょっと今までに比べ急に耽美っぽくなったような気も…。
特に志摩子さんが違和感あったんですけど…?

あと、由乃さんの「裏切り者」のセリフにはやられました。危うく鞍替えしそうになるところでした(爆)

でもやはり白薔薇党な私。聖さまと志摩子さんの微妙な関係や「姉妹」というものの何たるやについて、原作ファン、白薔薇姉妹ファンとしては改めて考えさせられた非常にいい回でした。ただ原作を知らない人にとっては難解な展開だったかもしれませんが…。

まあ突っ込むところとしては静さまの人となりとか、「ロサ・カニーナ」を持ち上げる周りの生徒とか、そういう部分が抜けてたのがちょっと残念でした。そこを何とか盛り込めれば、多少なりともステレオ効果があってより良いものが作れたかも…。

あと紅薔薇姉妹の苦悩については、もっと細かく描写するか、または思い切ってばっさり切ってしまって白薔薇姉妹と静さまのみに焦点をあてるか、どちらかにしたほうが良かったかも知れないです。

最後に。
もう次回予告が止まりません。祥子さまに何があったのでしょう?(笑)


第七話 「びっくりチョコレート(前編)」


ト、ト、トリュフの大爆笑〜♪
ということで(どういうことだ)、第七話です。とうとう折り返し地点を過ぎてしまった「アニみて」です。

何というか、前回が全体的に大人しい展開だったせいか、今回(特に前半)はすごくドタバタ感がありました。観てて実に楽しいです。
しかしこのアニみて、第一話からずっと思っていたのですが、ドタバタ感とせつなさ感が話数やパートによって上下しすぎのような気がします。やはりアニメ作品としてはある程度均一化しないと視聴者は付いて行くのが少し辛いかもしれません。まあ全体の半分を消化している現時点で言っても手遅れですが…。

志摩子さんの体操着姿〜♪(爆)
しかし髪を縛ったのはアニメでは今回が初ですし、原作でもあのシーンはイラストになっていないので、本邦初公開ですか!
あれはあれで色っぽくてよいかと(何が?)。志摩子さん特有のほわほわ感が当社比3倍くらいに濃縮されていました。このシーンのためだけにDVD買おうかしら(ぉぃ)

それにしても由乃さんの大立ち回り(?)はすごかったですねぇ。ハイソな雰囲気を重視してなのか、今まで凝ったカメラアングルや効果音・字幕解説等の大味の演出を一切しなかった当作品ですが、今回のあのド派手なカメラワークはホントびっくりしました。由乃さん自身の動きも、まるで歌舞伎や時代劇の大見得のようでしたし、これは時代劇好きの由乃さんだからこそあのような演出に堪えられたのだと思います。市川団十郎も真っ青ですわ(んなこたぁない)。また、池澤春菜女史の演技力や作品に対する理解度の賜物でもありましょう。

また、江利子さまと由乃さんの火花の散らし合いも最高。特に江利子さまの「関係ない人は口出ししないでちょうだい」の時には、思わず脳内で「仁義なき戦い」のBGMが流れてしまいました(←SUNRISE/スタン・ハンセンのテーマでも可)。
ああ、そうだ。由乃さんのほっぺってあんなにぷにぷにだったんですか?(誰に聞いてんだ)

もうどうにも止まらない〜。何がって?聖さまのセクハラが(笑)。祐巳に迫る時のあの手の動きがいやらし過ぎです。津川雅彦もびっくりです(分かる人だけ分かれ)。でも志摩子さんが可哀相だで…。

祥子さまの理不尽な不機嫌ぶりがまたいいですね。いかにもわがままなお嬢様って感じが出てます。

ところで、三奈子さま。高校の、それも生徒主体の学内活動の企画書を何もわざわざカラーで印刷せんでも良いでしょうに。資源は大切にね。

今回は前編。あそこのシーンで切りましたか…。私はてっきりカード探し大会が開始!ってとこで後編に続く…だと予想してましたので意外。

ここで要望。この後にあるであろう「ファーストデートトライアングル」のエピソードでは志摩子さんと静さまの部分を多めに尺取りして、また「紅薔薇さま、人生最良の日」もきっちりアニメ化して「黄薔薇まっしぐら」もちゃんとやって下さい。このまま行くと山百合会の中で約三名、せっかくのアニメ化なのに不遇な扱いで終りそうな人たちがいますので。

次回予告。
そんなに「ら」で攻めなくても。「ら゛」じゃダメですか?(分かる人だけ分かれ)


第八話 「びっくりチョコレート(後編)」


今までの話の中で一番作画に違和感があった気がします。
まあ一般生徒をはじめ、登場キャラがやたらと多かったので、そのせいなのでしょうか?

でも最初の、温室内での聖さまと祐巳のあたりは実に素晴らしい出来です。感動的です。
しかし祐巳の自宅は変わった形をしてますなぁ。

志摩子さんの驚いた表情が最高(そんなんばっか)。
それにしてもそのあと、祐巳が館の二階に入った時ですよ。祥子さまや由乃さんの眼の形がちょっと変。ここが一番の違和感。

祐巳を付け回す一般生徒軍団。妙に無表情なところがかなり怖いんですが。
ふと気になったのですが、リリアンってかなり木造の部分が多いんですね。法的に大丈夫なんでしょうか?
もっとちゃんとした建築にしないとそのうち豊郷小学校みたいなことに…(やめぃ)

鵜沢美冬さん初登場。・・・思ったより地味な外見なんですね。

カード発見者の発表時の由乃さんの反応がいちいち面白い(笑)。
そして顔を見せない田沼ちさと嬢。あの絶妙の顔の隠し方が、何だか「パワーパフガールズ」の『ミス・ベラム(市長の秘書)』を思い出すんですが…。

聖さまにマーブルケーキを食べてもらえたと分かった志摩子さんの表情の機微の描写が絶品です。こういう部分が見られるのがアニメのいいところ。

で、祥子さまが食べたチョコは本当に美味しいほうだったのか?それは祥子さまのみが知っている(うわ、きれいにまとめやがったよ)

次回予告、もう何と突っ込んでよいやら…(苦笑)
とりあえず幼稚園バスの車種が気になる(こら)。


第九話 「紅いカード」


話の大部分が鵜沢美冬さんの語り口調で展開された今回。
かなり良い出来です。原作の話をほとんど切っておらず、ある意味今までで一番良い出来です。
他の話もこのくらいのテンポで作ってくれれば良かったんですが…(苦笑)

それにしても美冬さんほとんどストーカーですぜ。部屋に何枚も祥子さまの写真を飾っておいたり、校内でも祥子さまの後をつけたり…。誰か注意しろよ(笑)。

幼稚舎時代。
おおすげえ!黒塗り高級車でご登園の祥子さま!
サンドイッチをナイフとフォークで食べる祥子さま!
バレエを軽やかに踊る祥子さま!

…ホントに幼稚園児か?(笑)

そうそう、幼稚舎といえば。
あの送迎バス、はっきり言って謎だらけです。
最初に幼少期の祥子さまが黒塗り外車で登園する際、美冬さんが乗っていたのが、恐らく日産の「シビリアン(或いはOEM供給による、いすゞジャーニー)」です。
しかしここで登場するシビリアンは、かなり奇っ怪です。前方のセーフティウインドウの形を見る限り、先代のモデルですが、リアのバンパーや非常口・テールランプの仕様がどう見ても現行モデルのシビリアンです。前半分が先代モデル、後ろ半分が現行モデル…。何と、新旧シビリアンの合いの子?もしかして日産はそんな試作車を作っていて、しかもリリアンに販売していたのか?さらに祥子さまがバス通園に切り替えた時に車輌の前半分が映りましたが、それはやはり先代のシビリアン。・・・謎だ。
さらに。美冬さんの引っ越しが決まり、バスに乗って帰って行く祥子さまが美冬さんに手を振っているシーン。
・・・あのー、あのリアガラスの形からして、あれどう見ても日野車ですよ?しかもあの大きさは日野大型観光バス「セレガ」?いやいや、まさか幼稚園バスに大型観光バスは使わないだろ。小型バスだけれども、幼稚園児の体の大きさと比較したら、あんな大きさに映るのだろう、そう考えます。すると小型の「リエッセ」か?まあ仮にリエッセだとしても、それはそれで何かおかしい。いくら小型バスだからといって、普通リエッセを幼稚園バスに使うか?あの車は小型路線/観光バスやコミュニティバス・自家用(白ナンバー)送迎には向いているが、幼稚園バスに使うには向いてないしもったいないぞ、車体でかいし(特に室内高が)値は張るし。何より、リエッセは自動扉が標準仕様のはず。おいおい、幼稚園バスに自動扉は危険だ。私も昔、幼稚園時代、帰りの送迎バス(確か三菱ローザ)に乗っているとき、先生が他の子の家のところでバスから降りて、保護者と何やら雑談をしている間、ドア(もちろん手動扉)をいじっていたら、あとでえらい怒られた経験がある。手動ドアですら幼稚園児にはそれだけ危険なものなのだ。まして自動ドアなんて、何かをいわんや。いくら金があるからって、リエッセを幼稚園バスになんて使うもんじゃないですぞ、リリアン女学園。
そういえば「クレヨンしんちゃん」でしんのすけが通っている「アクション幼稚園」の送迎バスも確か自動扉(劇場版「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」内で運転席据付のスイッチを操作しているシーンがあった)だった。しかもあれ小型バスじゃないよな?中型クラスの大きさだったぞ。何だかなあ。
さらに深まる謎。
原作(ウァレンティーヌスの贈り物(後編))のp185に「スクールバスは一台」ということが書いてあります。
・・・おい、どういうことだ?これは美冬さんと祥子さまが共に幼稚舎で過ごした数ヶ月の間にリリアンではシビリアンからリエッセにバスの買い替えをしたということなのか?そうでないと説明がつかんぞ、おい。

・・・ていうか祥子さまが幼稚舎の頃、つまり今から約10年前に現行モデルのシビリアンやリエッセなんて、まだ開発されてないんじゃないか?

・・・どうやらキリがないので、幼少期の話はここら辺で(笑)。

そのあと「紅薔薇さま、人生最良の日」「黄薔薇交錯」、そして白薔薇姉妹のエピソードがちゃっかり差し込んであったのがマル。
多少駆け足だったのが気に掛かりますが、作画(特に聖さまと志摩子さん)も美麗で満足満足です。


次回予告。
おお、あれが栞さんか!以前の聖さまか!これは楽しみだ(マジで)!


第十話 「いばらの森」


はい、第二クールの製作が決定した「アニみて」です。といっても今月末で一応話にけりをつけて、その後「チェリーブロッサム」以降の話になるであろう第二クールの放送時間帯などは未定のようです。

尺の都合上、かなりの部分が切られていましたが、切るところ残すところは大体適切で、間違っていなかったと思います。
ただ残念なのが「須加星→すが→シュガー→砂糖→佐藤→佐藤聖」のくだりがなかったことと、由乃さんの家で、由乃さんが令さまにクッションを投げつけるシーンがなかったことでしょうか。

祐巳の顔の崩れ具合や、由乃さんの「祐巳さん、脳味噌溶けてる」の時の顔といい、いい演出です。
麺食堂…。原作にもありましたが、にしても麺のみを扱う学食…冷静に考えると不可思議な食堂だな。しかも祐巳と由乃さん以外に客がいないし。あ、もしかしたら麺しか扱わない代わりに全国のあらゆる麺料理を扱っているとか?ラーメンから讃岐うどん・深大寺そば・へぎそば・きしめん・じゃじゃめん・わんこそば・冷麺・ほうとう・イカ墨スパゲティにいたるまでなんでもござれみたいな…(笑)

出た、缶入り汁粉!しかし『缶入り汁粉』ってそんなにキワモノなんですか?私は飲んだことがないのでよく分からないのですが…。でも『懐中汁粉』よりは幾分マシかと…(笑)

恐らく集英社のコバルト文庫編集部がモデルとなっているであろう、宮廷社(PCで変換したら『急停車』が出た)コスモス編集部。うおー、あれに見えるは『真ん中通るは中央線』でおなじみのJR中央線のオレンジ色の車輌ではないですか。
春日せい子先生、いきなり登場。しかも原作では最初に出てくるはずの男性編集者が出てこないし。やはり極力男性キャラは出さない方針なのでしょうか?実際今回も、原作ならば祐巳が『いばらの森』を読んだあとで祐麒が部屋に入ってくるシーンがあるはずなのにアニメ版ではなかったですし。

おお、あれが栞さんか。ていうかそもそも栞さんだけでなくて聖堂自体もアニメ初登場ではないですか?次回が楽しみです。

次回予告。
あれ?今回は祐巳がボケ役ですか。確かに今まで祥子さまのボケは高尚(公傷の間違いでは?)過ぎて理解し切れない部分があったので庶民派の祐巳がボケに代わったのか?


第十一話 「白き花びら」


前話「いばらの森」の続き、というか聖さまの過去の話。
おお、先代ロサ・ギガンティアは高山みなみさんですか!これは予想できなかったぜ。
それにしても薔薇さまって代をさかのぼればさかのぼるほど下級生の扱いがうまいんですかね(笑)?

聖さまの独白・モノローグで始まった今回。今までの話とはまったく違う雰囲気。いい感じです。
お、半袖の制服。うーん普段長袖ばかり見ているせいか妙に不自然な感じが。まるで往年の『省エネルック』みたい(笑)。
あー、抱き合ってます髪の毛を絡ませてます聖さまと栞さん。やはりこの辺りが百合度が一番濃い部分ですねえ。夜六時台には放送できない訳だ(こら)。

ところで聖さまが水泳の補習を受けている栞さんを待っていたのって図書室ですよね?図書室があんなに日当たりがよいのはまずいのでは?カーテンくらい付けときましょうよ。にしても当時の聖さまと今の聖さまはやはり全然違いますね。今の聖さまなら、もし祐巳が水泳の補習なんて受けてたら絶対覗きに行くでしょう。間違いない(長井秀和調)。

あ、そうそう私はカトリック系の学校に通ったことがないので分からないのですが、聖堂って生徒が無断で出入りしていいものなんですかね?

おお、磯野フネさん登場(声優ネタやめい)。要は学園長役で麻生美代子さんが出演なさってたってことです。

はい、中央線の列車登場。ちゃんとフロントには「快速」や「中央特快」、「青梅特快」を表示する為のアンドンも付いています。ただパンタグラフの形がちょっと不格好な気もしますが?あと、第五話で登場した関東バスの時と同じで、列車の停まり方が急すぎます。乗客ひっくり返るっちゅうねん(笑)。

ホームの電光掲示板に「高尾」の文字が。なるほど、まずは中央線下りに乗るつもりだったんですな。しかし電光掲示板のLED表示って赤や橙、緑が普通ですよね。白ってのはあり得ないだろ。まさかマリみての世界ではいまだにパタパタタイプの案内板なのか?ちなみに盛岡駅なんかは未だにパタパタだぞ。

先代ロサ・ギガンティアと蓉子さま、魅せてくれますね。結構感動。

最後の「学園長がカホリさんだったんだ」という下り、何かだいぶ巻いてましたね。尺の都合上仕方ないけど、マリみてって原作がゆったりしてるせいか、アニメで巻きを入れたりするとものすごく気になるんですよね。

次回予告。
あ、やっとまともに戻った。ていうか今までが異常だったんですって(笑)。


第十二話「ファースト デート トライアングル」


さあ、アニみて第一期シリーズも、残すところこの回を含めて後二回です!
そんなわけで気合い入れて感想行ってみましょう!

『Town Walker』?またありがちな…(笑)
祐巳と由乃さんの何気ないような会話。「気にしてないわ」と言う由乃さんの顔、めっちゃ気にしてる顔。やっぱりな。
この『何気なさ』と『浮世離れしたお嬢様学校という環境』の緩急というか微妙なバランス感覚がマリみての最大の魅力の一つでしょうね。
しかしまたなんか作画に違和感が…。

あ、蔦子さん久しぶりに登場。やはり普段からカメラをぶら下げている…。
…祐巳の部屋。…広っ!何畳あるんだおい!ていうか物が少なすぎっ!本当に年頃の女の子の部屋か?
おーい、祐麒さん。何のために出てきたのかよく分からんよ。セリフが棒読み臭いし。

蔦子さん。店内の撮影はご遠慮下さい(笑)。
祐巳曰く「ちさとさん可愛い」。でもなんつーかべったべたな格好やな。もうちっと考えろって。それにしても令さまあの格好じゃまるきり男(やめい)。

由乃さん&三奈子さま登場。顔もセリフ回しも急にコメディ調になるし。面白くてGood。
それにしてもあのダテメガネ…。何か以前まで高見盛が掛けてたようなメガネですな。
おほほほほ…。おほほほほ…。駅ビル内で高笑いはやめましょう、迷惑です(笑)。

『新 或る愛のロードオブモンスター』…何じゃそりゃ!?どうせなら『えび超特急』『シベリアボクサー』とかのほうがいいのに(笑)。

吉祥寺ロンロン一階の食料品・お惣菜・弁当エリアで別行動の志摩子さんと静さま。ああ、あの辺り私も歩いたことあるし買い物したこともあるよ。何か不思議な感じやな。

井の頭公園の池の前のベンチで昼食を取りつつ不気味な笑いの合唱をする蔦子さんと三奈子さま。しかし吉祥寺駅から井の頭公園って歩いて5〜10分くらい距離あるぞ。そんな駅から離れたところで油売ってたら見つかるものも見つからんぞ。

さあ出た関東バス!
しかも正面方向幕の脇に車椅子のマーク!ノンステか!しかもあの車体の形はどう見ても富士重工製!
しっかし『武73 循環 リリアン女学園』って・・・。ホントこっぱずかしい表記やなあ。でも方向幕のドアップって、またそういうバス好きの心をくすぐるようなアングルで映す…(笑)。
それと、『武73』って関東バスにはそんな系統存在しませんぜ。調べてみたら『武73』は京王電鉄の『武蔵小金井駅〜浅間町〜学園通郵便局〜府中駅』のことです。そんな訳で、今回のこれは関東バスの『吉73・吉祥寺駅北口〜成蹊学園〜武蔵野女子学院〜向台町五丁目』をモデルにした表記でしょう。実は私もこの吉73系統には乗車したことがあります。まあ偶然ではなく『志摩子さんと静さまが乗った路線に乗ってみよう』という意図で最初から狙いをつけて乗ったんですがね(ぉぃ)。
あと、正面方向幕の表記。関東バスなので『黒地に白文字』は正しいですが、角ゴシック体の文字表記は関東バスではあり得ませんよ。関東バスはLED方向幕車以外は全て丸ゴシック体です。東京圏で角ゴシックを採用しているのはせいぜい京王電鉄・京王バスくらいでしょう。まあ、これで今回のお話に登場したバスは『関東バス武蔵野営業所所属の富士重工ボデー・標準方向幕仕様のノンステップ車』という確証が得られたので結果オーライですが。
でも由乃さんが立っていた歩道橋の下を通ったバスはどう見ても富士重ボデーじゃねえぞ。なんだあの形は?どこの車種だよ(笑)。あと由乃さんが立ってた歩道橋って吉祥寺駅南口の井の頭公園側ではなく北口側の通りのほうだったんですね。あの歩道橋下を通り過ぎたバスが、志摩子さんと静さまの乗っているバスだと言うのならばそうでないと物理的に説明が付かないですよ。関東バスは吉祥寺駅南口からは『鷹45・三鷹駅北口』行き以外路線を引いていないので。

で、リリアン前でバスを降りる志摩子さんと静さま。あのー、降りるバス停が反対ですよ。吉祥寺駅(K駅)や三鷹駅(M駅)方面から来たなら学園の反対側のバス停で降りるのが正しいんです(リリアン女学園のモデルを『武蔵野女子学院』とした場合地理的にそうなるんです)。学園側で降りたらそれは武蔵境駅や武蔵小金井駅・向台町方面から来たことになっちゃう。
それはともかく、リアガラスの大きさからして、このバスは日産ディーゼルのKL-UA452KAN改(ノンステップGタイプ)ではないかということは推測できました。
まあ装置面で言うと後部方向幕や乗降中LED灯がないとか、デザイン面でもボデー表面における赤色塗装部分はあんなに大きくないとか、『Non Step Bus』の表記がないとか細かい突っ込みどころはありますが…(笑)

でもまあ『バスに乗っている志摩子さん』が拝めたので私はそれで満足ですが(爆)


↑これが志摩子さんと静さまが乗ったバスと思しき日産ディーゼルKL-UA452KAN改。


↑これが志摩子さんと静さまの乗ったであろう『吉73』系統の正面(上の写真)と側面(下の写真)、それぞれの方向幕の正しい表記。
実際問題、冷静に考えてバスの方向幕に『リリアン女学園』と書いてあることを想像するとやはりおかしい(笑)。

ところで最後の展開
(アニメのみの視聴で原作を知らない人には一部ネタばれがありますがご了承を)
要は祥子さまが勝手にジーンズショップに入ってしまって、それを見逃していた祐巳が『祥子さまが愛想を尽かして帰ってしまった』という勘違いをした、という部分で『次回へ続く』という引きなのでしょうが…。あまりに唐突な持って行き方ですよね。原作を知ってる人ならまあその後の展開を知っているからいいですが、そうでない人から見たら何の前触れも伏線もないこの展開には面食らいますよ。それでなくてもアニみては原作に対し切られた部分が多いので、中にはこの手の強引な巻きや端折り・引きに辟易している人が結構いる可能性がありますから…。
それに原作ではジーンズショップには特に問題もなく入って行っているはずですし…。

次回予告。
何でバトル漫画風やねん。
この次回予告は最後までこんな調子やったな(笑)。


最終話 「ごきげんよう、お姉さま」


とうとう第一期シリーズも今回で終了です。

さて、前回の無理のある引きからの続きです(笑)。
まあテーマである『姉妹の絆やそれに対する不安』という点を強調する上においては間違ってはいない演出ですが・・・。

由乃さんの「ただの半日デートの相手のクセに」という発言はうけました。さすが由乃さん。しかし自分で「ゴーゴー由乃・イケイケ由乃」と言うとは思わなかった(笑)。

志摩子さん、あなたコートの下、なんて格好してるんですか!?鼻血が出そうになりましたよ(爆)。

試着室内で何やら声を上げる祥子さま。スタッフさん、何を狙ってるんですか(笑)?
裾上げを知らなかった祥子さま。まるでお奉行様状態。

だから三奈子さま、もうそのダテメガネ高見盛仕様はもう掛けなくていいでしょう。

静さまのアヴェ・マリア。本格的ですねえ。もしかして静さま役の“りの”さんってもしかして歌手もやってたりするんですかね?マリみて以外で彼女の名を聞いたことがあるのは去年のルパン三世『お宝返却大作戦!』だけなんですが・・・。
去っていく静さま。風になびく志摩子さんの髪・・・。いいですねぇ。欲を言えばもうちょっと線が細かいとなお良かったんですが・・・。

何だかんだ言って絆の深い白薔薇姉妹。やっぱり今回の「アニみて」はハナから白属性だったような・・・。

祥子さま「自家用車での送り迎えをやめたり・・・」
ええ、そりゃまあ地球環境や渋滞解消のことを考えるならばやはり、自家用車での通勤・通学はやめて一人でも多くの人がバスや電車に乗ることがもっとも重要なんです。ちなみに私はこのことを高校時代から口を酸っぱくして言ってるんですがね・・・。

写真撮影禁止の喫茶店・・・。メイド喫茶?(爆)
ああ、この間閉店になったメイリッシュ吉祥寺店か(んなわけねえだろ!)というかあそこはレンガ館モールビルのかなり上のほうだったはず。

しかし田沼ちさとさんとデートしたフォローで、由乃さんにケーキを作っていた令さま・・・。あれはすごい気遣いと労力を必要としますね。さすが令さま。『内面はとても女性的』というのが納得です。
しかし美味しそうなケーキ。さすがにドリフケーキではなかったか(当たり前だ)。

・・・っておい、三年生の卒業関係の描写はまったくなしかい!まあ時間の都合上無理だろうが、ええー!?
最終話だというのに蓉子さまと江利子さまは出番ゼロかい!あと桂さんも!(笑)

完成度は高く、話題性もあり、バスや町並みなどの背景描写も細かく素晴らしかったアニみてですが、何だか消化不良というか、不完全燃焼で終ったような気がしてなりません。
第二期シリーズはどんな形で始まるのか、それを楽しみにするしか・・・。


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