マリア様がみてる〜春〜(略してみてはる←定着するのか?)を
みてたなぜカドの感想


第一話「長き夜の」感想。
 
山百合会からのお知らせ。
まあ何というか、仕様ですなぁ。

OPに歌詞がありますよ歌詞が!
いや、知ってましたけどね。でもALI PROJECTってこういうまともな歌も歌うんですね(こら)
気になったのが、乃梨子の目付きが思ってたより穏やかだったことです。
個人的には乃梨qはもう少し目付きが鋭い印象があったので。北の湖理事長ほどじゃないけど(こら)。

福沢家、門松は飾ってあるのに注連(しめ)飾りはない。謎だ。

えーと、祐巳と聖さまが待ち合わせしていたのは吉祥寺駅北口でしょうね。小田急バスがいっぱい止まってたし。しかも車種は三菱ふそうニューエアロスターですな。
…でもなあ、今の時期ふそう車を登場させるのはどうだろう(笑)。
 
あ、神社の裏じゃなくて駅前から発車の、ゆかり車ならぬ白薔薇車はフォルクスワーゲンの黄色いニュービートル!
金持ちだなぁ。
しかしこのドライブシーンだけやたらと演出が漫画チック(笑)。祐巳の顔とか車の走りとか。

あれ?「長き夜の」の話なのに山百合会全員揃い踏みですか。アニメ第二期開始ということでの視聴者御前がかりのようですな。
それにしても祥子さまの着物姿、女剣士みたい(笑)。

<両国急行からのお願い>
大人数でトランプゲームをするときは、ハウスルールやマナーのガイドラインを事前にきちんと確認しておきましょう。
トラブルの元です(笑)。

……マツケンサンバUのCMやめい!(超絶核融合級大爆笑)
マツケン(松平健)のステージ映像の衝撃のせいで今までの内容が全部吹っ飛んじまったじゃねーか!! ある意味サブリミナル現象や光の明滅なんかよりよっぽどタチ悪いわ!!(笑)
ああ、笑いすぎて腹痛ぇぇ! 腹痛ぇよぉぉ!!!

…気を取り直せ、俺! ああ、笑いすぎて汗かいたぞ。

なかきよ。
雅ですね。マツケンサンバとは違った意味で(ぉぃ)。

次回予告。
由乃さんの江利子さまへの悪意がひしひしと伝わってきましたな(笑)。
でも相変わらずぶっ飛んでますね、この予告は。


最後に。

マッツッケーン、マッツッケーン、マッツッケーン、サ、ン、バー♪(涙出てきた…)

第ニ話「黄薔薇まっしぐら」感想。
 
マ・ツ・ケ・ン、斬馬〜♪(ぉぃ)

やっぱりアニメ版なので展開がかなり端折り気味ですが、まあ良い出来ですね。
ただ、新聞部員の目撃談や、『援助交際』という文字を見たときの祥子さまのヒステリーや各人の推理など色々省いた上に、蔦子さんや蓉子さま・聖さまがあれよあれよという間に話を進めてしまい、さらに終始ほとんど祐巳の視点で展開していたので視聴者置いてけぼりな感がちょっと強かったですが…。ていうか三奈子さまがもうちょっと話に絡むべきだったと思う。

タイの曲がり具合やクリーニングのタグのシーン。映像にすると妙に生々しいぞ江利子さま。いいのか? 朝から…。
あと、アメフトの格好でリリアンの生徒指導室入ってくるなよ、鳥居兄(笑)。
山辺さんが思ったより美形。もっとぼっさぼさで野暮ったい人だと思ってたのに。
ていうか焼きイモくれるシーンは?

…あのさ、アレじゃマツケンサンバがアイキャッチみたいじゃないの。何やってんだよジェネオンは…(苦笑)。

次回予告…。
何だろう? 前期シリーズで飛ばしすぎた分ちょっと抑え目で行くのかな?
フランス語講座じゃないんだから。
第三話「いと忙し日日」感想。
 
導入は分かりやすくて良いと思います。今まで切るところと残すところを間違えることが多かったアニみてシリーズでしたが、今回は杞憂に終わったようで…。

SD令さま&祥子さまの芸、ウケました。面白い。

日舞の名取の志摩子さん、即席でマツケンサンバ(違)。

そうです、笑いを取るのと、笑い者になるのは違うのです!
最近の若手芸人が勘違いしやすい肝の部分をよくご存知で。

あと、祐巳のオーバーワークぶりがきちんと分かりやすく表現されている部分も良いですね。

はいはい、もう驚きませんよ、松平さん(笑)。

安来節にそこまで根詰めなくても…とも思うんですが、やはり祐巳には天性の芸人魂が宿っているに違いない。悪い意味でなくて。期待されると一人で張り切ってしまうところもそこが原因であり、そこが祐巳のいいところでもありますしね。

桂さん第二期初登場。顔だけ(笑)。

祐巳が聖さまに送ってもらったのは三鷹駅南口。
 
青まむし。そんなまむしはイヤだ。
ところでチラッと映ったあのテキトーな造型・塗装のバスは何ですか?(笑)
今まで、バスは塗装や方向幕に至るまで凝っていたアニみてのスタッフにしては、珍しくテキトーな仕事ですね。

一人体操服、恥ずかしい!!(笑)
しかし祐巳は何本リボン持ってるのかね?

ああ、「オリーブの首飾り」は著作権の都合上使えなかったんですね。残念。
しかし日舞を踊る志摩子さん、若干作画が崩れ気味。
ところで、安来節の掛け声って、「アラエッサッサー」じゃなくって、「アーラ、エッ、サッ、サー」と小刻みに掛けるんじゃなかったでしたっけ? 私の勘違いか?

わてら、陽気な、三薔薇娘〜♪
それでは、みなさん、ごきげんよう〜♪
…次回予告になってねーよ(笑)。今に始まったことじゃないけど。

来週はとうとうあのシーンが!!(何)

第四話「Will」の感想。
 
あ、今週のお知らせ係は蓉子さまですか。

寒い中パイプ椅子の準備は大変ですよねぇ。また指を挟んだりすると洒落にならない位痛い(笑)。

しかしコバルト文庫のキャンペーンの「くまサマー」って何ですか?

あれ? 蓉子さまに抱き付かれるのは校庭で掃除中では?
廊下だと蹴飛ばす小石もありませんぜ。

なお、「ごっつぁんです」と言う時は親指を立てるのではなく、左、右、真ん中と手刀を切るのが正しい。
ただし、左手で切ると、某・内○牧○っていう小うるさいおばはんに怒られるので注意(笑)。
祥子さまのヒステリーも思った程でもなく。原作のように星野仙一ばりに椅子を蹴飛ばすシーンもなく。まあ今回は祐巳と聖さまが主役なので過剰な演出は抑えたのでしょう。

「私は妹を持ってはいけないのではないかと思うのよ」
え? オープニングに思いっきり出てるじゃないですか、妹(そういうツッコミはやめい)。
さておき、志摩子さんの唇の動きが妙に色っぽくて鼻血(黙れ)。

マツケンサンバU、この間カラオケで歌ってきましたよ。
もともと私は、カラオケではコミックソングばかり歌ってるので違和感ゼロ(ぉぃ)。

ちなみに例のシーンは朝7時48分。朝から血圧が上がりますな(こら)。
でもここでのやりとりは一番の見せ所ですからな。中途半端になってなくてよかったですよ。

えー、見事な百面相で。
ちなみにグーで殴るのは反則です。

いやはや、カットが少ないおかげで心底安心して観られましたよ。
やっぱり原作きってのいい話はアニメにしてもいいですね。
今期シリーズでは、目下のところ一番いい出来ですよ今回は。

次回。
何か今までと画風が違いすぎやしませんか?
…ニャーニャー言ってる場合かぁっ!(笑)
志摩子さんの「観てほしいニャ」のせいで、止まった鼻血がまた…(うるさい)

猫猫猫猫、犬犬犬犬…。
さぁて、「レースガイド」でも観るか(笑)。

第五話「いつしか年も」感想。
 
先週の次回予告の時から気になっていましたが、だいぶ作画に力が入っていましたね。

ただ、アップの時は耽美になって、引きの時には標準に戻るというギャップに少し戸惑いましたが。

三薔薇さまたちの出会いの回想などはすごく良く描写されていたと思います。
特にアメリカ人vsでこちんが…(笑)
ちなみにあそこにでてきたマイクロバスは日産シビリアンかOEM供給によるいすゞジャーニーですね。

しかし、祥子さま、泣きが入るのが早すぎやしませんかね?
まだ数行読んだ程度でしょう?
ちなみに私も高校時代に送辞・答辞を読んだ経験がありますが、別に学校に思い入れなど微塵もなかったので、涙を流すどころか内心片腹痛かったんですが(ぉぃ)。

でも令さまの助太刀のシーンあたりも良く出来ていたと思います。間にマツケンサンバが入ってなければもっと良かったんですが
…(汗)。
さておきここ数話は皆本当に良い出来です。

「かっこよかった、令ちゃん」
あんたはそればっかりですな、由乃さん。

あと、蒸し返すようで悪いんですが、やっぱり「黄薔薇まっしぐら」のときにもっと新聞部を活躍させておくべきだったと思うんですよ。
そうすれば今回の三奈子さまの涙や真美さんのフォローも映えたと思うんです。

「仰げば尊し」にだいぶ尺を取りすぎではないかと最初思ったんですが、全体をもう一度見直してみるとあれくらいで丁度いいバランスだったのかもしれませんね。

何にせよ、「ご卒業おめでとうございます」

次回予告。
画面が小さい上に謎の漫才でもう何がなにやら訳が分からんかったですね。
乃梨子&瞳子の出番は再来週でしょうなぁ。

第六話「片手だけつないで」感想。
 
志摩子さんと聖さま、二人の視点で展開された今回。
クオリティとしては最高でしたね。
ツッコミどころが少ないので感想も簡潔に。

蓉子さまと江利子さまの、聖さまに対する友情がしっかりと伝わってきました。
この三人のつながりは最高に堅いなァと。
先代ロサ・ギガンティア、やっぱり凄い人です。

しかしそんな最高のクオリティの中で、唯一引っ掛かったのが。
「祥子さまからのスールの契りの申し入れを志摩子さんが断った」部分に触れられていなかったことです。
アニメ第一期シリーズの第一話で桂さんがちゃんとその部分について話をしていたので、今回祥子さまに挑発されただけであっさりことを進めてしまう聖さまはいったい…?

と、思いましたが、原作を読み直してみると「祥子さまが志摩子さんに云々…」という噂が流れたりしてるだけで直接描写はされてないんですね。こりゃうっかり。

すげぇ次回予告だな。チェーホフの「桜の園」ですか。
まあ今回はA/Bパートの間ではなく、話が終わった後にマツケンサンバだったので一安心。

ところで次回多摩バスは出るんでしょうかね?
第七話「チェリーブロッサム」の感想。
 
夏コミ三日目に行っていてまだこの話を観ていない、という方、ネタバレを含みますのでご注意を。

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今回はこの一言に尽きます。

乃梨子視点で見た志摩子さんがエロ過ぎます(爆)。

何でやたらと髪や唇ばかりアップで映すんですか!乃梨子って最初はすごくノーマルな印象があったのに、アニメ版では最初から対志摩子さん仕様のオケベモード(こら)全開ですか。

ああ、ドリルだドリルだ。今夏休みだからドリルは丁度いいな(ドリル違い)。
まったく、ヘルミーナのくせに生意気だぞ(声優ネタやめい←別に釘宮さんに罪はないし)。

あ、これだけは言っておかないと。
…何ですかあのバスは?
造型のヘッポコ具合にはこの際触れないことに…できません。
実際アニみてのクオリティであのふざけたデザインは許されないと思う。
タイヤの大きさやホイールベースに対して窓が小さすぎるし、数が多すぎる。しかも非常口がない。モノコックっぽいボディなのになぜか窓枠が黒サッシ。一体何なんだ?
第一期で稼いだ分が全部パーだよねこれじゃあ。

せっかく桜の花びらの舞う様子や小川のせせらぎがあんなに綺麗に描写されてんのに、どうしてバスだけあんな手抜きになってんだ今回? こりゃ今後バスが登場したとしても期待は持てんね。
 「ファーストデートトライアングル」の頃を思い出して欲しい。

次に。なぜにこのバス東急カラー?
H市で銀に赤帯の東急カラー? 何だそりゃ!? 東京都内のH市(八王子・東久留米・日野とか)じゃ東急バスなんてあり得ないぞ!
じゃあ神奈川県内? H市? 平塚か秦野? あそこは東急走ってないよ!
東急カラーってーと他には群馬バスか? いや、群馬県内にH市はねーぞ?
他に東急カラーってーと…。

函館バスか!!

そうか、H市は函館市だったのか。
ここにひとつ、また新たなトリビアが生まれた。

(中江真司さん風に)
「アニメ版の志摩子さんは毎日函館からリリアン女学園に通っている」

ご覧ください、満開です!!(高橋克実さん風)

…んなこたァないよね。 大体四月じゃまだ北海道は桜咲かんだろ?
ところで聖さま、髪切った?(タモさん風)

ていうかやっぱり、アニメ版の小寓寺は周りの風景と言い何と言い神秘的すぎ。あそこは桃源郷かニルヴァーナか? 私が本家サイトで取材してきた「宝生寺」のほうが現実味があるような気がする今日この頃。
でも今回のこの話自体はすごく良く出来てるので「なかったことにして欲しい」とは言えないし…。
第八話「銀杏の中の桜」の感想。
 
(コージー冨田氏が真似するタモさん風に)
エロいねぇ〜(乃梨子が)。

…原作と展開が違う。
瞳子はともかく、祐巳までもが出歯亀に…(苦笑)。

乃梨子を抱きしめる志摩子さん。
…回るな!!(笑)
回りすぎだ! 全盛期の舞の海さんもびっくりだ!!
(註:回っていたのはカメラであり、二人ではありません)

おーぃ、誰かそこのドリルにワンパンくれてやれ(笑)。
ていうかこの宗教裁判のシーン、映像にすると結構外道ですな、山百合会。
…うーん、何だろう、いまいち感動できないんですが?
本来笑って済ませられることではないよなぁ? 志摩子さんや乃梨子的には。

あのー、次回予告にはもう突っ込みを入れないほうがいいんですか(汗)?

さて、毎度恒例・みてはるのバスの隅をつつくコーナー!(恒例なのか?)。

まず、小寓寺のバス停背が高すぎやしないですか?
一般にあの手の通称「ネギ坊主(セメントブロックに鉄パイプを一本刺して時刻表用の板と停留所名用の丸板を貼り付けただけの一番簡素なバス停のこと)」のバス停はせいぜいあの3分の2くらいの高さですよ。

あと、バス停のベンチに座っている人がいれば、運転士さんは乗客がいるということくらい分かるのでいちいちクラクションは鳴らしません。
さらにやってきたバスは、横から見るとやはりモノコック。前扉のガラスが4枚分割だし。相当古いぞ?
でも窓枠はなぜか黒い。出口(前扉)のプレートはあるのに入口(中扉)のプレートはない。側面方向幕がない。
ていうかこんな造型では車種の判別が出来ません。
駄菓子菓子(だがしかし)! どういうわけか正面から見るといすゞキュービック!!(爆笑)
しかも方向幕には「小寓寺循環」。あのさ、ここのスタッフ、バスの路線は何でも「循環」って付けりゃそれでいいと思ってないか?
とはいえ、いすゞキュービックというのは当サイトの「気遣井夏紗子の建物探訪」に登場する多摩バスと一緒なのでちょっと嬉しかった。
でもでもぉ、この車がいすゞだとすると、車輌側面の造型は前扉の形状からしていすゞBU04(日本国内の現役バス車輌の中で最も古い車種。岩手と沖縄にしか現存していない)と解釈していいのでしょうか?
…キュービックとBUの合いの子!?
そいつはすげぇ! バス好きならヨダレもんだぞそれ!
惜しいなァ、正面のフロントガラス下部に緑色のV型模様があって、さらにボディ側面部のベース色が銀色で、横のラインが赤じゃなくて青だったら「岩手県交通の国際カラーのキュービックと県交カラーのBUを足しました」って、解釈できるのになぁ(笑)。
まあ、あれですよ。TVアニメに整理券方式のバスが登場するだけでも嬉しいですよ実際。整理券方式に二十ン年慣れ親しんでいる人間としては。でも、志摩子さんに乃梨子ちゃん、停車中のバスを待たせるのはやめましょうね(笑)。

最後に結論。
アニメ版の乃梨子はやはり「真性」です(ぉぃ)。

第九話「ロザリオの滴」の感想。
 
原作を忠実に再現していた、というか、まあリリアン女学園という場所は本来こういう雰囲気なんだろうなぁ、という温室栽培ムードが全体に漂っていてなおかつ押さえるべきところをきっちり押さえた、地に足の付いた展開はいいのですが、いまいちパンチが足りない気もしました。

で、祥子さまと令さまがどんどん凶悪化していく図。
いや、でもやってることは蓉子さまと江利子さまが聖さまにしていたこととそれほど変わる訳ではないんですけどね。ただやっぱり人の操縦の仕方は蓉子さま江利子さまのほうがうまかったということです。祥子さまと令さまちょっと強引過ぎですね。

あと何と言っても「世界は二人だけで構成されている訳じゃないよ」と「卒業するまで傍にくっついて離れないから」という乃梨子の2大名言に声が付いただけでも今回は大きな意義があったと思います。あと祥子vs乃梨子も(笑)。

ただねえ、話やキャラによってそれぞれ省かれる要素の長さが違いすぎるのがねえ…。
聖さまの苦悩と志摩子さんの苦悩と乃梨子の苦悩、どれも大きすぎるくらい大きいのに、アニメーションの尺としては扱いに差が出るんですよね…。
いや、実際のところ白薔薇スキーとしては観てるだけで大満足なんですよ。誰に何と言われようとも(爆)。

次回予告。
やべぇ、単純に笑えるぞ(笑)。

第十話「黄薔薇注意報」の感想。
 
まるまる一話分使ったのでとてもよい出来でしたね。

「これのことは気にしないでください」
出た、令ちゃんをこれ呼ばわり。

いくらリリアンの生徒と言えど一年365日ずっとロザリオを付けているわけではないのです。
まあ少し喧嘩になったからってすぐにそれがロザリオに直結してしまう由乃さんもすごいですが…。

由乃さんの怒りは収まらず。
でもさすがに「上履きまでバカにしてっ」の台詞はなかったですね。
「これが言うことを聞かない」祐巳。言うことを聞かないと空が飛べません(こら)。

薔薇の館。
なんでしょう各人のあの微妙な位置関係は…?
そして由乃さんの怒りゲージは増えたり減ったり。

ここでCM。
さて皆さん、仙台名物の「支倉焼」というお菓子ってご存知ですか?
普通、仙台銘菓というと「萩の月」や「白松がモナカ・ヨーカン」ですが、この「支倉焼」もなかなかの人気のようです。
伊達政宗の家臣で、スペインに渡って条約を取り付けた「支倉常長」からその名を取ったのですが、マリみてファンの間では「令ちゃん焼」とか「へた令焼(こら)」とか呼ばれています。
昨日まで東北に遠征していた私、仙台駅のエスパル地下で買ってきた「支倉焼」を食べながら「黄薔薇注意報」を観ています。
中にバター、バニラ、白餡とくるみのカケラが入っています。「和洋折衷」を意識したお菓子で、おいしいことには間違いないのですが、特徴を一言で言ってしまうと「とても甘い」です。一度にそう何個も食べられるものではありません。飲み物必須です。

ちさとさん、髪切った?(またかよ)
ちなみに私は髪を切る前の方が良かったです(聞いてない)。

剣道場での由乃さんの表情や動きがとてもよく表現されていて実にいいです。
ところで「ロザリオ返上」問題は最初「黄薔薇革命」時、前代未聞と言われていましたが、ここの姉妹にはけっこうな頻度で訪れますな(笑)。

でも最後はまるで支倉焼のように甘い二人なのでした(まとめやがったよ)。

ところでキャストの最初に「福沢祐巳 植田佳奈」の名前しかなかった。
…あ! 今回そういえば小笠原っていう人台詞なかったね(ぉぃ)。
あと出番がないといえば松平瞳子&健(セットにするな)も、今週は出番なかったね。

第十一話「レイニーブルー」の感想。
 
とてもよく出来てはいると思うんですが、やはり原作のような緊張感と言うかヤキモキ感がなかったですよね。

ところで今までずっと勘違いしていたんですが、三奈子さまって祥子さまと同学年、つまり真美さんの一個上だったんですね。私はどういうわけかてっきり聖さまと同じ、真美さんの二個上だと勝手に思い込んでいたんです。いやはや。何でこんな勘違いをしていたのでしょう。まあ学年が切り替わってから三奈子さまの出番がまるでないのが原因だと思いますが・・・。
で、その三奈子さまの友人の「お姉さまに二股掛けられた妹」の話、なんだか絵がウテナの「かしらかしら〜」を思い出させるものがあって笑ってしまいました。
あと、瞳子の「祥子お姉さま」と「ロサ・キネンシス」の使い分けとそのタイミングがいやらしくて見ている側にいい意味で不快感を与えてくれます。やっぱりドリルの存在感はこうでなくっちゃいけません(笑)。

ところで今回他の黄色や白が出番がないのは当然で仕方ないのですが、
実際、「レイニーブルー」原作内での紅黄白の各エピソードはみなほぼ平行して、つまり時期をある程度同期して発生しているわけです。それらをそれぞれ週一のテレビアニメの各話でこなそうとしているからなのでしょうか、どうしても雰囲気に違和感が拭えないのです。

ここのところずっと作画も安定しているし、話の展開スピードもほぼ一定なので安心して見ていられることは事実なのですが…。

次回。
「青い傘」。しかしこのエピソードに丸々一週使ってしまって大丈夫なんでしょうか?
若干不安がよぎります。
第十二話「青い傘」の感想。
 
前回の「祥子さまがお迎えの黒い車に乗って去っていってしまった」シーンから。
聖さまの言動に暖かさと自然さが感じられるのはいいのですが、後ろの「リリアン女学園」の表札は何とかならんかったのでしょうか?
明治から続く由緒あるお嬢様学校の割になんつーか威厳の無い看板ですこと…。

あと、加東さんの声が思ったより男っぽかった…。いや、落ち着いた声なんだろうなと思ってはいましたが(ていうかキャピキャピ声でも困るし)、斎賀みつきさんとは…。意外でした。

離れの佇まいがいい感じですね。数十年前の日本家屋って感じが落ち着きます。
瓦といい青い畳といい。

各サイトで「ちょっとダイジェストっぽかった」という意見をよく観ますが、確かに多少はそんな感じもしますね。由乃さんの抱きついてくるリアクションとかちょっと唐突な印象です。

猫の名前。
「みーたん」でも「みーちゃん」でもどっちでもええわ!!(笑)
いっそのこと「ピータン」ってのはどうだ(ぉ)

言いたいことだけ言って去るドリル。
この辺もちと唐突。
まあ瞳子の言動自体唐突と不意打ちの塊みたいなもんですが(こら)。

「池上」の表札もなんか安っぽかった…。今週は表札手抜きウィークのようです。

いいとこのお嬢さん…。
誰がエテ公やねん!?(←間寛平)

失礼。

傘に彫られている名前はすごくそれっぽくて良かったです。なぜそれが表札にも出来なかったのか…。

福島駅。そうです、三菱ふそう製の福島交通バスが山のようにいるところです(やめい)。

とりあえずちょっと唐突な展開が多かったのと、看板・表札が適当だったことを除けばすごく出来のいい回でした。平均的なクオリティは高いんですってやはり。志摩子さんも乃梨子も出なかったけど(そればっかり)。

次回。
なんだかなぁ、予告からして、やっぱり締まらない終わり方になりそうで怖いんですけど?
最終話「パラソルをさして」の感想。
 
とうとう最終話です。

しかし原作既読者だからでしょうか、感慨というものが特にありません(ぉ)。

柏木さんの赤いカボチャのスポーツカー、すっ飛びまくってましたね。あんなにバウンドしたら壊れるだろ。車種は分かりませんが。私スポーツカーってあんまり好きじゃないので(苦笑)。
ああ、しかも貴重な桂さんの出番が真美さんにすりかわっていた…。哀れロサ・カツーラ。

やっぱり尺が足りなかったのか、大事な部分が伝わっていなかったような気がします。
祐巳と清子おば様、祐巳と祥子さまの会話をあんなにカットしてしまってはやはりダイジェスト感が否めません。
原作だとあんなにドキドキさせられて先が気になって仕方ない話だったのに、アニメ版はどうしても視聴者置いてけぼりの感が強いです。
カット部分が多かった、というのも大きな理由でしょうが、そもそも「レイニー」「パラソル」の辺りはアニメ化するべきではなかったのかもしれません。あそこは原作だから、小説だからこその面白さが尊重されるべきだったのではないかと思います。

あと、最後のほう、あそこで大量の薔薇を咲かせるのはどうかと思います。
祥子さまの言った「好き」という言葉とあの状況に含まれていたニュアンスを考えるとちょっとずれた演出です。それにいくら祥子さまと祐巳のわだかまりが融けたからとはいえ、彩子おばあさまが亡くなった直後な訳ですし…。
いくら「マリみて」だからとはいえあそこであの演出は…。TPOを弁えてないですよ。

何だろう、実に最終回らしからぬ最終回でしたね。まあ、最近の原作付きアニメって大体そうですけど…。

やっぱりドラマCDのほうが完成度高いですよね…。
なんでもアニメ化・実写化される昨今ですが、文字だけ・音声だけの良さを再認識すべきかもしれません。

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